漢方ハーブ和牛
漢方ハーブ和牛の
驚きの栄養成分
漢方ハーブ和牛は、抗生剤やホルモン剤不使用はもちろんのこと、飼料や水にもこだわり、空気のおいしい自然豊かな環境で育てられています。データからも有害物質を含まない安全な牛肉であることが証明されています。大切なご家族や小さなお子様にも安心して食べていただける牛肉です。
脂肪融点約17℃
健康で優しいお肉
不飽和脂肪酸を多く含む漢方ハーブ和牛の脂は、人の体温よりも20℃弱低い約17℃の温度で溶ける特徴があります。不飽和脂肪酸は、魚油や植物油に多く含まれます。動脈硬化に起因する心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす悪玉(LDL)コレステロールを減らし、生活習慣病の予防などに効果がある「良い油」と呼ばれます。
低脂肪で高たんぱく
低コレステロール
漢方ハーブ和牛は、栄養価の高い漢方飼料を食べ、牧場で運動して育ちます。健康に育った牛の牛肉は、低脂肪、高たんぱくで低コレステロール。一般的な和牛と比較すると、脂肪分は約40%、タンパク質は約1.4倍、コレステロールは約半分です。しっかり食べて栄養を摂っても太りにくく、体型維持が気になる方にもおすすめです。
- 色が落ちるのは
新鮮な証拠 -
漢方ハーブ和牛は、解凍すると茶褐色または黒っぽく変色します。これは牛肉本来の色で、まだ酸化が進んでいない新鮮な牛肉に見られる現象です。品質に問題はございませんので、どうぞ安心してお召し上がりください。
厳しい自社基準で牛肉を評価
脂肪分の約半分を占めるオレイン酸
不飽和脂肪酸であるオレイン酸は、悪玉(LDL)コレステロールを抑制する効果があります。 オレイン酸はオリーブ油に多く含まれ、血管の健康を保ち、生活習慣病を予防するといわれています。
オレイン酸含有量が脂肪分に占める割合で評価しています。50%以上で満点、50%を下回った分は減点します。
低い融点
脂肪融点の温度で評価しています。融点が15℃以下で満点、15℃を上回った分を減点します。
タンパク質が豊富
タンパク質の男女平均摂取推奨量は1日45mgです。漢方和牛100gあたりのタンパク質含有量が15mg以上で満点、15mgを下回った分は減点しています。
有害物質、残留農薬、放射性物質なし
すべての検査項目で「検出0(満点)」のみ合格としています。
漢方ハーブ和牛の栄養成分
個体番号:0869135103
検査年月:2023/02 単位:100g
漢方ハーブ和牛は、牛肉の持つ高い栄養価はそのままに、脂肪融点が低く、低脂肪・高たんぱくであることが最大の特徴です。 以下のデータは、漢方ハーブ和牛の参考個体のデータです。ご購入される漢方ハーブ和牛のデータは、オンラインショップでご確認いただけます。
- 脂質融点
- 17.4℃
体温36°C下で溶けて流れやすい
牛脂のような加工されていない脂肪は、免疫系を強くする脂溶性ビタミンの吸収を容易にします。牛脂と牛肉にはビタミンA、D、E、K、B1などの栄養素が豊富に含まれており、栄養素に加えて免疫力を高める効果も期待できます。
漢方ハーブ和牛の特徴として、オレイン酸やバルミチン酸の好結果が検査結果にて判明しております。
- オレイン酸
- 14250mg
- 漢方ハーブ和牛の不飽和脂肪酸の中で最も多いオレイン酸。動脈硬化や心臓病高血圧の原因となる悪玉コレステロールを減らす効果があると言われています。また、酸化しにくいことも特徴で、がんや生活習慣病などを予防する効果も期待できます。
- パルミチン酸
- 6390mg
- 漢方ハーブ和牛の飽和脂肪酸の中で約7割を占めるパルミチン酸には、炎症や乾燥の原因となる活性酸素の発生を抑え、ヒアルロン酸分解による乾燥を防ぐ効果があります。
- エネルギー
- 336kcal
- 炭水化物
- 0.1mg
- 脂肪
- 30.2g
- コレステロール
- 39.1mg
味と栄養の源
アミノ酸も豊富に含む

グルタミン約90mg配合/100g
グルタミンには、筋肉の分解抑制、消化管機能のサポート、免疫力向上、傷の修復などに効果があると言われています。
タウリン約40mg配合/100g
タウリンは、胆汁酸と結びつくことでコレステロールを消費してコレステロールを減らす、心臓や肝臓の機能を高める、視力の回復、インスリン分泌促進、高血圧の予防など、さまざまな効果があると言われています。 母乳の中にも多く含まれ、乳児の発達に関わっています。
カルノシン約178mg配合/100g
カルノシンは、抗酸化作用、緩衝作用、抗疲労作用など多くの効果が期待できます。 しかし、体内のカルノシンは加齢に伴って減少していきます。 カルノシンを摂取することで、運動力の維持、活性酸素の抑制、疲労回復やアンチエイジング効果が期待できます。

肥育過程
- 01自然交配・自然分娩で、健康な親牛から健康な仔牛が誕生
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漢方ハーブ和牛は、宮城県北西部の牧場で誕生し肥育されています。
自然環境を利用した傾斜のある放牧場で、種牛も母牛も健康的にのびのびと過ごしています。
健康で適度な脂の入る肉を作ること、身体のバランスなどから厳選した1頭の種牛を母牛25頭の区画に放牧。自然交配、自然分娩で健康な仔牛が産まれます。
- 02産まれた牧場で一頭一頭を大切に飼育
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仔牛は、30ヵ月の間、産まれた牧場で一頭一頭大切に飼育されます。
健康で適度な脂の入る肉を作るために栄養過多にならないよう、また、水分過多でしまりのない肉にならないよう、宮城の冷涼な気候のもとでじっくりと育てていきます。
- 03漢方をブレンドした飼料で健康に磨きをかける
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牛の飼料に東洋の知恵、「漢方」を採り入れることで、肉本来のおいしさを追い求めました。肉質や旨みを吟味し、試行錯誤を重ねて誕生した14種類の漢方ハーブのブレンドが健康の秘密です。
大切に育てた一頭一頭に、肥育の仕上げとして、8ヵ月かけて漢方ハーブを与え、味わいに磨きをかけていきます。漢方ハーブを食べて育った牛は、牛肉独特の臭みのない肉になります。
- 04出荷、加工分割 高鮮度の牛肉をお届け
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出荷された牛肉は、大きな2つの「枝肉」に分けられ、数日間熟成されます。その後、24分割され、さらに小さく分割されて販売されます。
FOOD Chainでは、食肉として加工されていく過程の日付も記録し追跡しています。
通常、牛肉は加工日まで記録されることはありません。FOOD Chainでは、新鮮さが保証されている牛肉をお客様にお届けします。
牧草牛の普及に尽力する医師
ドクター斎藤インタビュー

牧草牛の普及に尽力する医師、ドクター斎藤こと斎藤 糧三先生にお話を伺いました。自ら興した「日本機能性医学研究所」を通して、機能性医学とこれまでの経験に基づき、医療を含むさまざまな事業や活動を包括的に手がけています。牧草牛の普及活動もそのうちのひとつです。
- 斎藤 糧三先生
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医師/日本機能性医学研究所所長。
1973年生まれ。更年期障害の女性に対してテストステロンを使用、自律神経調整療法のパイオニアであった斎藤信彦(医学博士)の三男。1998年、日本医科大学卒業後、産婦人科医に。その後、美容皮膚科治療、栄養療法、点滴療法、ホルモン療法を統合したトータルアンチエイジング理論を確立。
2017年、スーパーフードとしての牧草牛の普及を目指し、日本初の牧草牛専門精肉店「Saito Farm」をオープン。
日本人はタンパク質不足
ドクター斎藤が
牧草牛を推奨する理由
「機能性医学(Functional Medicine)」とは、さまざまな病気をできるだけ薬の力に頼らず、生活習慣の改善によって治療することを目指そうとする、アメリカ発祥の新しい医学です。機能性医学では健康を支える要素として、特に「栄養」を重視しています。
現代の日本で生活習慣病の増加に歯止めがかからない原因は、ヒトが本来持っている体の代謝機能を無視した食生活にあります。その食事こそ「糖質過多&タンパク質不足」です。そこでドクター斎藤は、最新の栄養学に基づいた「ケトジェニックダイエット」を提唱。低糖質&高タンパク質の食べ方、わかりやすい表現として「肉食」を啓蒙してきました。
タンパク質源としては肉以外にもいろいろな食材がありますが、食物アレルギーの発症頻度が低いのはやはり肉。そして健康を叶えるための栄養素を豊富に含むのは牛肉、中でも「スーパーフード」とも言える牧草で飼育された赤身牛肉なのです。

私が牧草牛に注目したのは、2011年の3.11直後の福島の事故にさかのぼります。もし放射線の害がこれ以上降りかかってきたら、医者としてどうやって国民を守れるか? 考え、調べ、そして到達したのが機能性医学の特長とも言える食事法「ケトジェニックダイエット」でした。
牛は本来、牧草を食べる動物です。穀物飼育牛は、人間と同じくメタボになるため短命です。通常、24ヶ月〜26ヶ月の若い牛が出荷されます。牛が健康であることはとても重要なことで、特に餌は牛肉の成分にダイレクトに反映されます。
例えば、タンパク質に加えて現代人に不足しがちなオメガ3脂肪酸。オメガ3は不足することで心臓血管病のリスクを増加させます。牛のカラダを構成する必須脂肪酸は、餌に含まれている脂肪酸が蓄積されたものです。
漢方ハーブ和牛のオメガ6とオメガ3の比率は約11:1ですね。一般的な穀物飼育牛がおよそ20:1ですから、倍近い差が出ています。
この和牛のように、健康な和牛を育て、食べる試みが全国へ広がることを私は願っています。

- 漢方ハーブ和牛も出演
ドクター斎藤のドキュメンタリー映画 -
健康で美味しい和牛の真実を追いかけるドキュメンタリー映画です。和牛のルーツ(歴史)を辿り、牧草和牛を育てるために医師でもありお肉屋さんを経営するドクター斎藤が奔走するストーリー。
ドクター斎藤は、日本に放牧牛を普及させる活動の中で宮城県の漢方ハーブ和牛にも出会いました。ぜひ本編もご覧ください。
お客様の声
- 東京都/50代男性
- ここの牛肉は本当に胃もたれをしませんね。最近は脂身が重く感じ、焼肉は控えていましたが。久しぶりに沢山頂きました。
- 神奈川県/40代女性
- まったく臭みがなくて驚きでした。塩コショウのみで味付けて頂きましたが、本当においしかったです。
- 東京都/60代男性
- くどさがなく、250gは余裕で食べられました。旨味と噛み応えがあるのに柔らかく、まさに本物のお肉。またよろしくお願いします。